「感情をコントロールすること」刺激と反応の間のパターンを壊す技術

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勉強の癇癪を是正するか

最近あったことなので、記憶がフレッシュなうちに書いとこうと思います。

現在、息子は小学校2年生の一学期です。

家では、毎日、僕が論語を暗記させたり、そろばんをやらせたりしてます。

で、ですね。

そろばん暗算1級の問題に息子は苦戦することがあります。

964×62とか、37365÷795を暗算でやるんですが、

連続で間違えることがある。

3回以上間違えると、癇癪をおこしてたんです。

「合ってるよ!絶対合ってるよ!」と言って、怒ってきます。

なので、俺が間違えてるのかなあ、と思って電卓で計算し直して、
息子側の解答に誤りがあることを伝えるのですが、

「そんなわけないよ!もう一回計算してよ!絶対合ってるって!」と怒ります。

で、俺は必ず、

「もう外に遊びに行く時間じゃん。そろばん使っていいからさ。
そろばん使ったら、どこが間違ってるかわかるから。
そろばん使って解いて、遊びに行こうよ」

と言います。

暗算でやってるから、難しいのですが、
そろばん使ったら簡単に解けるし、どこが間違っているかすぐにわかるのです。
このように僕は息子に負担ないように考えてやっているのです。

しかし!

息子は暗算で間違えた問題に、そろばんを使うことを絶対に拒否するんです!

「もう寝る時間迫ってるよ―!頼むから、そろばん使ってくれよー!」
「もう外で遊ぶ時間減っちゃうよ―!そろばん使ったらいいじゃんかよー!」

と、何度言っても、絶対に暗算で解こうとします。

俺の言うことなんて聞かないんだから。

で、最後には必ずやり遂げます。

そういう状態です。

問題を連続で間違うと息子は癇癪をおこすのですが、
僕はこれでいいと思ってやってきました。

なぜかというと、子供が感情を出すということを大事に考えているからです。

これは大事なテーマなので、↓この記事に詳しく書きました。

「感情を出すこと」と「感情をコントロール」することは、対となっているので、
セットで読まれた方がいいと思います。

で、問題を間違えて、怒りの感情を出すというのは、親に対する甘えであり、
子供が親に甘えることや、怒ることは、必要なことだと思うので、そのままにしていたんです。

学校だったら怒らないですからね、僕の前だから怒るんですよ。

なぜわかるかというと、先生はうちの息子のことを「すごい」「優秀だ」「素敵なお子さんで」「もうクラスのリーダーですよ」みたいなことしか言わないからです。

個別面談では褒められて終わり。

あ、個人面談で、
「生徒を叩く先生がいるって噂です。そういう先生が2年生の担任になるか心配なんですけど!」
みたいに言ったら、
「問題を頻繁に起こす子には強い対応をする先生もいるかもしれませんが・・叩くかどうかはちょっとわかりません・・でも、息子太郎くんなら、そもそも怒られることはないと思いますよ」

みたいに、先生が言っていた。

なので、

家では、問題を間違えただけでブチ切れてると知ったら先生はビックリするでしょう。

学校とはぜんぜん違うんですねー。

それでですね、親に甘えて、怒るのは、普通だと思うのですがー・・

小学2年生なので、そろそろ改善してもいいのかなあ・・という気もしてきたので、
いろいろ調べてみて検討しました。

結論としては、「問題を間違えて、怒る」ってところだけ、まず是正していくことに決めました。

他の怒ること、例えば、嫁相手によく怒って喧嘩してるんですが、
こういうのは、そのままほっとこうと思ます。

嫁からよく「ワガママすぎる!」「自分勝手すぎる!」「ぜんぜん言うこと聞かない!ひどすぎる!」とクレームが入りますが、

まあ、子供が自分勝手にワガママを言うことも大事なことだなので、ここは継続

声を大にして言いたいんですが、

僕はなにもかも子供の感情を自制させようとは、全く思っていません。

小学2年生が腹が立つことがあって怒っていいと思ってます。

ただ、勉強のクオリティは少しずつ上げていきたいので、
そろそろ問題が解けなくて狼狽するのは、改善してもいいのかなと。

パターンの破壊

じゃあ、どうやって直そうか、と考えたんですが、

ミルトン・エリクソンのやり方を試してみることにしました。

ヴィクトール・フランクリンいわく、

刺激と反応の間には空間があって、
この空間の中では、反応を選ぶことができる。

例えばですね、

あなたがいきなり叩かれたとします。←これが刺激です!

だから、あなたは怒ります。←これが反応です!

こういうふうに、なにか外から刺激があって、僕たちは反射的に反応してしまうことってよくありますよね。

SNSで自分と違う意見(刺激)を見て、カッとなって反論を書き込む(反応)とか、

上司にミスを指摘され(刺激)、つい言い訳をしてしまう(反応)とかね。

僕の場合だったら、ちょっと昔に、歴史の勉強に役立ちそうな漫画を集めていた時期がありました。
この時期に、ebookjapanでクーポンもらえて、かつ、多めにポイントバックがあった時は(刺激)、
ドカ買いしてました(反応)。一気に60冊とかね。

それから、やらなきゃならないことがあるのに、ヤル気でない時ってあるんですよね。
ブログを書く時間になったら(刺激)、
まずはAIにUNEXTで見れるオススメのドラマを聞いてしまう(反応)

↑これ、メッチャある!ちなみに、この記事書く前に、スリリングなオススメドラマを聞いたら、

THE PENGUIN-ザ・ペンギン- だった!

バットマンにペンギンって悪役がいるんですけど、コイツが主役らしいんすよ。

赤フクロウ

え・・ペンギンが主人公なの・・?それ感情移入できるのかな・・絶対ネタバレはするなよ。

AI

驚くほど感情移入できます。
彼は単なる無敵の悪党ではありません。

なぜ感情移入できるのか?
身体的なハンデがある
裏社会の最底辺にいる
マフィアの駒でしかない
母親を深く愛している
異常なほど泥臭く足掻く
誰もが持つ「見返してやりたい」という執念の塊です。
だからこそ、応援したくなります。
ネタバレは一切しません。

おおおおお!!

けっこう面白そうじゃん!?

身体的なハンデがあるとかさ、最底辺にいるとか、「見返してやりたい」とか、グッときますね。

強いコンプレックスがあるからこそ、そこから生まれる執念とか、なんか理解できます。

俺の最高の子育てをするんだという執念も、たぶん、コンプレックスからきてる部分もある気がします。

「誰が味方で誰が敵か」が常に変動するスリリングな展開が待ち受けています。登場人物たちの思惑が交錯し、裏の裏をかく心理戦は一度見始めたら止まらなくなる中毒性を持っています。

↑ほらほらほら、これです!

ブログを書くと、かこつけて、俺は海外ドラマを調べているんです。

ヤル気なくなってくる(刺激)と、面白い映画やドラマを探す(反応)、これを俺は反射的に行ってしまうんです!

しかし、ヴィクトール・フランクルは
「この刺激に対して反射的に反応する前に、どんな反応をするか、自分で選べる」
って言ってるんです。

うぐ・・うぐぐ・・

選べない!

赤フクロウ

最近面白かったのは、リブートなんだけど、それ系で面白いヤツある?主人公がピンチになるやつ

AI

ドラマ『リブート』、本当に毎話ハラハラして面白かったですよね。同じように「主人公が圧倒的なピンチに陥る」「ハラハラが止まらないサスペンス・復讐劇」を厳選しました。


うおおお!

止まらない!

俺のような意思の弱い人間は、反応を選択すること自体が困難だ!

これはネタじゃなくて、本当に今、中断してドラマ探してるからね!

リブート見終わって次見るヤツ探したいってタイミングだったけど、中断してたら書き終わらないんだよ。

ちなみに、サボって見つけたのは・・「イエロージャケッツ」ってのだけど・・面白そうだな・・。

↓復活!

誰だって、自由に反応を選択できたら、困らねえんだよ!

TikTokのショート動画をやめるのが困難って人の気持ちもわかるぜ。

【刺 激】:今見ている動画が「終わる」、または1〜2秒見て「つまらない」と感じる。
【反 応】:指を上に向けて画面を「スワイプ」し、次の動画に進む。

↑この、今見ている動画が「終わる」という刺激がきた後に、
動画を見るのをやめる!という反応を選べるってことは理屈ではわかる!

でも、それを為すのが困難なんだ!

俺は意思が弱いんだ!ヤル気が出ないぞ!

強制収容所で希望を持てるヴィクトール・フランクルみたいな超人ばかりじゃねえんだよ!

わかりますかね。

ブログを書く時間になる(刺激)→AIに面白いドラマや映画を探してもらう(反応)

このパターンを僕は繰り返すのですが、

ブログを書く時間になった、という刺激に対して、
「すぐに執筆にとりかかる」という反応を選択できるとフランクリンは言うわけです。

でも、僕にはできませえーん。

なので、できるようになるために、パターンの破壊に挑戦します。

アファーメーションでパターンを壊す

ということで、

刺激→反応のパターンを断つためのアイデアを考えたんですが、

まずは、「アファーメーション」で断とうと思います。

このパターンを断つってのが、ミルトン・エリクソンのやり方ね。たぶん・・。

・・・・・・・・・

・・・ミルトン・エリクソンだったと思う。

ウチの息子の場合、

計算問題を3回間違える(刺激)と、怒り出す・癇癪をおこす(反応)

このパターンを何度も繰り返しているんです。

これを壊すっていうのが、ミルトン・エリクソンのやり方です(だよね?)

息子が間違えて、狼狽しだしたらアファーメーションを唱えて、いつものパターンを崩すって作戦です。

やってみて駄目だったら、違うやり方をうまくいくまで試します。

アファーメーションっていうのは、ポジティブな言葉を自分自身に唱える自己暗示法みたいなヤツです。

エミール・クーエの「私はあらゆる面でますます良くなっている」ってのを何度も唱えるのが有名だと思います。

「私はあらゆる面でますます良くなっている」って23歳の頃、何度も何度も唱えたけど、ぜんぜん効果なかったな・・。

あ、いや、効果があるタイプの人もいますからね。

交流分析の「勝者の脚本」を持ってるような人には効果的だと思います
・・まあ、長くなるので、別の記事で書きます。

で、このアファーメーションを息子用に作ったんですよ!

作りたいものは、刺激と反応の間に、選択の自由をもたらす言葉。フランクリンアファーメーションだ!

まず、AIにアファーメーションの候補を作ってもらったんですが、いいのがぜんぜん出てきません。

「心は平ら、主導権は俺に」とか、
「感情のスイッチは、俺が握っている」とか
「静寂(せいじゃく)に座し、我が命(めい)を下す」とか・・

うーん、しっくりこないなあ・・。ダメだ・・。

なので、AIに作ってもらっても、気に入ったのが出ないので、

次に、既存のアファーメーションでオススメのものを列挙してもらいました。

「私は我が運命の支配者、私は我が魂の指揮官」
ウィリアム・アーネスト・ヘンリー(詩人)

ネルソン・マンデラが獄中で唱えたやつですね・・。ちょっとメージ違うなあ・・。

「自らの意志によって、自らの形を定めよ」
ルネサンス期の哲学者・ピコ・デラ・ミランドラ

これは初めて聞いた!うーん、わかりにくい感じがするなあ。もっと直接的な方がいいような。

「出来事は選べない、だが心の態度は選べる」
マルクス・アウレリウス・アントニヌス

マルクス・アウレリウスか・・18歳くらいの時に自省録読んでたけど、難しかった。
ストア派だっていうから買ってみたんだけど、よくわかんなかった。
ストア派ですごいと思ったのが、カール・ヒルティの幸福論にエピクテトスの話が載ってて・・

いやいや、話がズレてきた。

AIに問うても、良いアファーメーションがなかったので、

自分で作りました。

まず息子が怒っている状態から、心を落ち着かせてほしいです。

「成功の掟」っていう本に「心を鎮め、自分が神であると知れ」っていうアファーメーションがあって、

その「心を鎮め」の部分を拝借し、

「心を鎮め、最善手を選べ」

というアファーメーションに決めました。

反射的に癇癪を起していては遊ぶ時間も少なくなるし、いいことはないので、
自分にとって一番良い選択肢(最善手)、
つまり、冷静に問題に再チャレンジするという行動を選んでほしいからです。

今までは、

息子が計算を連続で間違えて指摘されたら(刺激)→「絶対間違ってないよ!」と怒り出す(反応)

このパターンを繰り返していたので、

これを壊します。

息子が計算を連続で間違えて指摘されたら(刺激)→「心を鎮め、最善手を選べ」と息子に唱えさせます(反応)

怒りが鎮まるまで、何度でも唱えさせます。

これまでとは違うパターンなので、違う結果(違う感情)が生じる可能性を期待できます。

で、何度もアファーメーションを唱えても、怒りが消えなかったりしたら、

アファーメーションを変えるとか、全く別の方法を考えるとかをします。

実践!息子の癇癪を改善させるぞ!

勉強を始める前に、息子に説明をしました。

感情を出すことは大事なことだとお父さんは考えてるから、
息子太郎が、問題が解けずに癇癪を起こしていても、そのままにしていた。

でも、小学校2年生になったので、少しずつ感情を自分でコントロールする方にシフトしていった方が良いと思う。

と、伝えたところ、

「うん、わかった」とあっさり答える息子。

で、この記事で話したような、刺激と反応の間に選択の余地があるという話や、
ミルトン・エリクソンの手法で、パターンを壊すんだ、それを試してみよう、という説明をしました。

息子は「ああ・・そうなんだ・・」みたいな感じで聞いてたような・・。

それで、勉強開始。

やはり2桁×3桁の暗算でつまづいた時、「えええー!ホントに間違ってるの!?」みたいに不機嫌になったので、

ここぞとばかり、

「今、あなた、狼狽してますね!?心を鎮め、最善手を選べ、とアファーメーションを唱えましょう!
これまでと違うことをしたら、違う結果になるかもしれませんよー!」

と言ってやりましたー!

それに対し「狼狽してないよ!間違ってるか聞いただけじゃん」と息子。

で、普通に解いてしまいました。

別の日。

連続で問題を間違えて、息子は不機嫌になりました。

ここだ!と思って、

「あなた!今、狼狽してますね!ならば、アファーメーションを唱えましょう!心を鎮め、最善手を・・」

「狼狽してないよ!」

と言って、再度問題に挑戦して普通に解いてしまいました。

別の日。

またしても問題を間違えて不機嫌になっているので、「狼狽してますね!そんな時は、アファーメー・・」
「狼狽してないよ!!!」
「狼狽してないけど、怒ってるよね!?」
「怒ってないよ!!!」
「ほらほらほら!怒ってる!今、イライラしてるよね!こんな時は、アファーメーションを唱えましょう!心を鎮め・・」
「計算やってるから静かにして!」
「静かにするけど、イライラしてるよね!?そんな時は、アファーメーションを唱えましょう!心をしず・・」}俺を無視して、問題を解き始めたので、黙りました。

別の日。

問題を間違えて、「絶対合ってるよ―!」とイライラしだしたので、
「おおお!あなた!今、狼狽してますね!」と言ったら、
「狼狽してま―す」と息子。
「じゃあ、アファーメーションを唱えましょう!心を鎮め、最善手を選べ、と唱えてみましょう!」
「無理でーす」
「無理?今、無理と言いましたね?無理と言えるということは、しゃべれるということですね!しゃべれるということは、アファーメーションを唱えられるので、無理ではないと自分自身で証明しましたね!それでは、アファーメーションを・・」
無視して問題を解き始めたので、黙る俺。

そして、別の日も同じようなやりとりが何度かあり・・

今では、問題を間違えても、息子は癇癪を起こしたり、狼狽することは一切なくなりました。

・・・・・・・・・

アファーメーション1回も唱えてくれねえええ!!!!!!!

せっかく作ったのにィ!

俺の言うことなんか聞きやしない!

でも、結果が出ればなんでもいい!

息子が自分の感情をコントロールして癇癪が克服できれば、動機がアファーメーションを唱えようと言うお父さんを黙らせるためでもなんでもいい。

結局、間違いを指摘されても、息子は感情をコントロールして、冷静に解決するようになりました。

例えば、解けない問題を何度もやらずに、先に徒然草や論語を読んで、その後に、再び挑戦する。
すると、今度は解ける。
というように自発的に攻略してしまうんです。

もう怒ったり、狼狽したり、不機嫌になることはなくなりました。

完全に大成功です。

それでですね。

この記事で言いたかったことは2つあります。

1つ目。あなたになにか問題があったら、

刺激と反応の間に、あなたは選択できる自由があること、を意識してほしいということ。

そして、パターンの破壊を試みてほしいです。

どうパターンの破壊するかってことですが、是非、アファーメーションのやり方も試してみてほしいです。

息子は実践すらしてくれなかったけど、あなたには必要なものかもしれない。

言いたいこと2つ目。

うちの息子はなんでいとも簡単に自制できたのか?
それを考えてみてほしいです。

ミルトン・エリクソンの手法が有効だっていうのはもちろんあったでしょう。

間違いを指摘される→不機嫌になる→「あなた狼狽してますね!」と指摘する→冷静になる。

というように、パターンを壊してますからね。
結局、ミルトン・エリクソンのやり方で成果が出ました。

でも、他の子供もこのように簡単にいくのでしょうか。
それは僕にはわかりません。

成功できないのであれば、なにか必要な基礎が欠けているのだと思います。

↓うまくいかないのであれば、以下の記事を参考にしてみてください。

感情を出すことと自制することは対となっている概念であり、
子供に自制させようとするならば、その前に感情を出させることを意識するべきだと僕は考えます。

自制だけを強要した場合、
おそらく、子供の心にネガティブな負債が残り、
大きくなった時に、良くない問題が発生するかもしれません。

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この記事を書いた人

1979年生まれ。学校にほとんど通わず、労働経験もほぼないまま長期引きこもりの詰み状態になる。だけど一生懸命がんばって、大好きな女性と結婚し、資産形成にも成功して現在は働かずに生活可能に。今は子育てに全力投球中。本音を言うとずっと引きこもっていたいのですが?

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