うちの息子について

前回、僕がやっているのは、子育ての「基礎」を徹底的に突き詰めているって話をしました。

じゃあ、その結果、息子がどう育ったかっていうのを書いていきます。

目次

年少時代

息子が幼稚園に入園したばかりの話です。

息子は仲間外れにされていました。

近隣に大きなマンションがあって、そこの軍団がすごいのです。

マンモス幼稚園で、1学年100人以上の児童が在籍していて、1クラスは30人くらい?かな?

まあ、うちの子のクラスのほとんどが、このマンションに住んでる子どもたちで、
幼稚園入園前にすでに確固としたグループが形成されていました。

なかでもアカネちゃんという女の子が、マンションの子供たちのリーダー格でした。

この子に「息子太郎くんとは遊ばない」と言われたそうなのです。
(うちの息子、便宜的に息子太郎って呼びますね)

アカネちゃんがそんな感じだから、他の子たちも息子とは遊ばないっていう感じだったようです。

これを知ったのは、けっこう後のことでした。

当初、息子は幼稚園に行きたくないと言っていました。
「なんで幼稚園に行かなきゃいけないの?」という息子に、

「いつかはお父さんお母さんがいなくても、一人で生きれるようにならなきゃあならない、そういう日が必ず来る。
例えば、仕事をするようになった時、ボクゥ、お父さんとお母さんがいなくちゃあ、なにもできなーい、だとこまるじゃん。
だから、お父さん、お母さんと離れて生きていくっていう練習を少しずつ始めるんだよ。
いつするかっていうと、今、幼稚園に行って、そういう練習をしてるんだ」

っていうような話をしたのを覚えてます。

最初の何ヶ月かの間はずっと幼稚園に行くのを息子は嫌がってました。

そのたびに俺は、「幼稚園は行きまーす。がんばってくださーい。あなたなら、なんとかなりまーす」と言って問答無用で行かせてました。

「幼稚園に行きたくない」という理由で休ませることは、絶対にありませんでした。

必ず自分の力で解決できると確信があったからです。
というか、そういうふうに育てているからです。

しばらくして、アンナちゃんという女の子と仲良くなりました。
アンナちゃんは例のマンションの子なのですが、どうやったかはわかりませんが、二人はラブラブで、結婚の約束もしてました。

幼稚園に迎えに行くと、息子が可愛い女の子と手を繋いで待ってました。
「うちの子と手をつないでる子って誰です?」って先生に聞くと、ミナちゃんという子らしく、
友達ができてきたんだなあ、よかったなあ、と思っていました。

そんな中、近くの公園に遊びに行くと、
二人の女の子が遊んでいました。

息子が止まって、様子がおかしかったので、
「え?どうしたの?知り合い?同じ幼稚園の子?」って聞くと、

「アカネちゃんだよ・・。アカネちゃんは、息子太郎くんとは遊ばないって言うんだ」と言うのです。
で、ここに至って、ようやく息子が仲間外れにされていたっていう話を自宅に帰ってから聞いたのです。

えー、大変だったんだな―って。
だから、最初のうち、幼稚園に行きたくないって言ってたのかー・・って思いました。

「どうして幼稚園に行きたくないの?」って聞いたら、
「お父さん、お母さんがいないから。お父さんとお母さんが幼稚園に居たらいいよ。一緒に幼稚園の中に入ってよ」とか言ってたから、
親と離れたくないっていう理由で幼稚園が嫌いなんだと思ってました。
ずっと仲間ハズレにされているっていうのは、その時、初めて知りました。

でも、今は、アンナちゃんとか、ミナちゃんとか、お友達もいるようだし、よかった。
・・と、思ってました。

年中にあがる

で、月日は流れて次の年、幼稚園の年中さんになります。

年中でのお迎えは、年少の時とはぜんぜん違っていました。
子供たちが集まって遊んでいる部屋に大きな窓があって、そこから先生と子供が下に敷いてあるスノコに出てきて、引き取るのです。

だから、大きな窓から子供たちが遊んでいる風景が見えるのです。
息子も楽しそうに遊んでいて安心しました。

お迎えの時は並んでいるんですが、俺の番がきてビックリしました。

前の人たちは、先生が「◯◯くーん」と後ろを振り返って、呼ぶと◯◯くんが出てきて、お母さんと帰っていくっていう場面が繰り返されていました。

ですが、うちの子が呼ばれた時は違ってました。
「息子太郎くーん」と先生が呼ぶと、うちの子が来るのですが、たくさんの女の子たちが息子の後についてきたんです。

で、後ろの女の子たちがなんやかんや言ってるんですが、
一番先頭の女の子が「ヒトカゲ様帰っちゃうの?」って言うんです。

まず、「え?ヒトカゲってなに?」って思いました。
ポケモンらしいすよ。

で、他の女の子たちも「息子太郎さまー」って呼ぶわけですよ。

「え?様づけ?」

先生が「様づけが流行ってるんです」と、先生。

で、「ヒトカゲさま帰っちゃうの?」って言ってた子が、アカネちゃんでした。

年中になって、アカネちゃんと同じテーブルになったと聞いて、
「そーなんだあ、アカネちゃんって息子太郎と遊ばないって言ってた子だよね。困ったね。同じテーブルの他の子とはどうなの?」
って言ったら、

「え?アカネちゃんとすごい仲良しだよ!」と息子。

え?ぜんぜん聞いてませんけど!

うちの子は、年中の時、アカネちゃんと結婚の約束をしたそうです。
それくらいメチャクチャ仲良しになってました。

小学2年で同じクラスになったのですが、息子太郎一筋のアカネちゃんが近くにいてくれたら安心くらいに思ってます。
うちの子の友達はメチャクチャ多いんですが、アカネちゃんは一番の味方でいてくれるような感じがしてます。

まあ、つまりですね、どういうことかというと、

年少の最初は全員敵で、仲間ハズレの状態から、
息子はどうにか頑張って、一年の間に、全員を仲間にしていたんです。

こういうことが、これからずっと続くんです。

息子が年長の時、K公園で同じ幼稚園の友達3人で遊んでいた時、
1個上の小学1年生たちがやってきて、サッカーを始めました。

で、うちの子も一緒に混ざってやってたんですが、
身体能力が高いので、年上の子たちと互角か、それ以上にうまくプレイしていました。

「神プレイだなー」とか褒めてもらってたんですが、1年生のリーダー格のヨウスケは気に入らないらしく、
「ぜんぜん神プレイじゃねーよ!」と、なにかと息子につっかかってました。

まあ、それからというもの、たまに公園でヨウスケに出会うこともあるんですが、
いつもうちの子に喧嘩腰なんですよ、彼は。

ある日、息子が同学年のタカトシくんと二人で遊んでいた時のことです。
その日はヨウスケくんは一人でした。一人だから彼は、
「俺も入れて」と言ってきたんです。

でも、タカトシくんは「入れないよ―」とか言うんですね。
んで、タカトシくんのお母さんいるんだけど、スマホ見てんの。ダメだよね。なんのために来てんのかって思う。

今後なにもしなければ、親の見ていないところで同じことが起こります。
タカトシくんは自分が優位な立場だった場合、優越感を得るために誰かを仲間外れにするでしょう。
相手はきっと忘れない。
立場が逆になったら、タカトシくんが今度は仲間ハズレにされるでしょう。

タカトシくんが「入れないよー」というと、うちの息子が「入れるよー」っていいます。
タカトシくんが「遊ばないよー」っていうと、うちの子が「遊ぶよー」っていいます。

で、息子が「一緒に遊ぼうよ」っていうと、ヨウスケくんは黙って立ち去ってしまいました。

だけど、後日、ヨウスケくんと公園で出会った時、彼の態度はフレンドリーに変わってました。
「息子太郎も入る?一緒にやろうぜ」って感じです。

こんなふうにして、敵を仲間にしてるんだなあって思いました。

「敵を仲間にするエピソード」、うちの子、いっぱいあります。

年長では

年長に上がったら、嫁が怒ってました。

グループがもうできあがっていて、うちの子一人、そこに入るっていう感じだったのです。

友達になった例のマンション軍団の子たちはほとんどが他のクラスになってしまい、
また最初から友達を作らないといけない状況でした。

でも、ぜんぜん大丈夫でした。
幼稚園側もそれをわかって編成組んでるんでしょうね。

お迎えの時に「お友達できましたかねえ?」と心配して聞くと、

「もちろんです!レオくんとZくんとSくんの三人組だったんですけど、そこに息子太郎くんも入ってくれて、4人で楽しく遊んでましたよ」と先生。

このレオくんって子が大したもんで、運動能力はうちの息子と互角。鉄棒できるぶん、レオくんの方がすごいんじゃないか?って感じでした。

同じ年齢でうちの子と互角に渡り合える子は初めてだったんで、嬉しかったです。

年中からのグループをそのまま年長に移行したようで、最初からレオくんがリーダーで、レオくんが大人気って状態でした。

うちの子はこのレオくんと真っ先に親友同士になります。

この集団のリーダーと仲良くなって、集団全員を仲間にするっていうパターンが多い気がします。
アカネちゃん、レオくん、ヨウスケくん、全員リーダー格で、彼らと仲良くなってから、友達が激増しました。

あと一人、同じクラスにケイダイくんっていうすごい運動能力高い子がいて、レオくんと息子と3人が運動会やドッチボールで大活躍して圧勝。
「S組は圧倒的だ」っていう噂をちらほら聞くようになりました。

そんなわけで、年長も楽しく過ごせてたと思うんですが、
一番人気は最後までレオくんでした。

最後の謝恩会に、俺が子供を連れて行ったんですが、そこでミナちゃんが「レオくんと写真撮りたい」とか言ってましたしね。
「な・・なに・・?うちの子よりモテる男の子がいる・・だと?」とビックリしました。

もちろん、うちの子と写真とりたいっていう子もいたんですが、年中ほどの圧倒的モテではなかったですね。
一番人気レオくんで、うちの子は二番手くらいだったんじゃないかな。

あと、年長で、フラれてますからね。

女の子でリーダー格はアカネちゃんともう一人、リノちゃんっていう運動神経抜群の子がいて、
息子は年長時代、リノちゃんが大好きだったんだけど、
一番好きな男の子を聞いた時、
「一番好きなのはSくん、ぼくは2番目に好きだって」と息子は言ってました。
俺は気にしないよって感じでしたが、きっと、内心はしょんぼりしてたんじゃないかな。

このリノちゃんは、小学生になってからもずっと仲間で、うちの息子の中で重要な女の子だと思うんですけど、
そんなわけで、年長時代は彼女いなかったです。
ん?というか、アカネちゃんと婚約継続中ということになるのか?お父さんはよくわかりません。

小学1年生時代

小学校に入ってからの人間関係はあまりにもイージーゲームすぎました。

マンモス幼稚園だったんで、クラスの大多数がうちの子の友達。
しかも、リノちゃんが同じクラスだったんで、ヤバイやつがいても、味方してくれそうという安心感がありました。

うちの子に聞くと、とにかく初日から学校楽しい!授業楽しい!友達楽しい!毎日楽しい!
って、感じでした。


別の日、


特に一番の大敵だったアカネちゃんを、最高の仲間にしました。


他の子と話したらいいんじゃない?他の子

幼稚園に行きたくないという息子に

幼稚園のかなりの人数がこのマンションに

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